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ピアノ

渚のアデリーヌの練習を始めたのだが・・・

※ 現在再生できないんだけど、NHKの駅ピアノで渚のアデリーナを弾いている動画


先日「岡崎の駅ピアノには、ぼくの求めるものはなかった」の中で海外と日本のストリートピアノの違いについて書いた。

そしてこの動画を観て、ぼくはリチャード・クレイダーマンの「渚のアデリーヌ」を練習することにした。空港ピアノ、駅ピアノはそういうきっかけにもなるんだね。

この人は言っている「ピアノは心の中の思いを表現する言葉のようなものさ」。つまり上手に弾くとかじゃない。心の表現でなければならないのだと思う。いい言葉だ。

この曲も「春よ、来い」のときと同じく、このARA PIANOさんの動画をお手本にすることにした。そして概要欄のリンクから楽譜も購入することができた。

楽譜をみてちょっと喜んだ。それは#と♭がないことだ。つまり黒鍵を弾く部分がないということは、それだけ難易度が下がる。かと言って簡単な曲じゃないけどね。

ちなみに「フォレスト・ガンプ」は#が3つ、「春よ、来い」は♭が5つもあった。

というわけで、楽譜と動画を並べて、さっそく練習を開始した。 練習と言っても、ぼくの場合はいきなり鍵盤を使うことはない。

まずは動画を何度も観ることから始める。最初は右手だけを何度も観る、そして次に左手だけを何度も観る。そして両方の手の動きを何度も観る。

そして動画を観ながら聴きながら楽譜をみて、鍵盤と音と楽譜をリンクさせていくのだ。とにかく動画を何度も繰り返して観ることも練習のひとつだ。

こうして頭の中で自分が弾いているような、イメージトレーニングをしていくのだ。これを繰り返すことで、鍵盤に向かうときにスムーズに入れる。これはぼくなりの方法だ。

さて、このトレーニングやっているとき、ある問題を発見してしまったのだ。こりゃ参ったなあ。このまま続けるかどうか、それともやめるべきか、う〜ん、どうしよう。

それは何かというと、ぼくが持っているピアノは73鍵だ。でもこの曲は88鍵を使う。だから弾けない音があるのだ。

ぼくが73鍵ピアノを選んだのは、88鍵より幅が狭く省スペースなこと、そして殆どの曲は73鍵あれば弾けるという理由からだ。

ところがこの曲は88鍵でないと弾けない音がある。この譜面の赤丸に注目してほしい。「8va」と書かれているがこれは1オクターブ(8度)上を弾くという意味なんだね。

ということはこの写真では赤い線までが73鍵までで、この外にある音が弾けないのだ。

この曲のサビの部分で一番盛り上がる部分の最後の音。これが弾けないとなるとどうなるかは言うまでもない。

⇧ 実際に聴いて欲しいんだけど、こんな感じでサビからメインテーマに移るところだから、その盛り上がりの部分がないと曲としては完成しない。

だからと言って、88鍵のピアノを手に入れるという選択肢はない。それを置くスペースもないし88鍵が必要な曲って殆どないわけだし。

もしくは、最初の空港ピアノの動画のように、アレンジしてあの部分を弾かないようにする方法もある。それでいこうかなあ。いや、そうではなくちゃんと弾こう。

なぜなら、ぼくのピアノでは弾けないかもしれないけど、いつかどこかで弾けるかもしれないからだ。ま、そうぢゃなくてもいいさ。さあ練習を始めるぞ〜。

それにしてもいい曲だよねえ〜〜♪

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