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ピアノ

ピアノが教えてくれた「大切なこと」

ピアノの練習を始めて1年になる

月日がたつのは早いもので去年書いた「ピアノの練習を始めた♪」でピアノの練習を始めてからもうすぐ1年になる。

その曲は「フォレストガンプ」というあの有名な映画の主題歌だ。これを始めるきっかけはNHKで観た「空港ピアノ・駅ピアノ」である人がこの曲を弾いたことだった。

どうしてもあの曲が弾けるようになりたい、そう思って今までピアノを習ったこともないオジさんが、独学で毎日練習を積み重ねて少しずつ上達してきた。

その甲斐あって何とか全部弾けるようになった。ところが、今まで弾けたところがミスをしてしまう。その場所がコロコロかわるので、そのたびに落ち込んでしまうのだ。

そうこうしているうちに、また仙台の「空港ピアノ・駅ピアノ」を観て、どうしても「上を向いて歩こう」が弾きたくて練習を始めた。いい曲だ♪

さらにそうこうしているうちに、前から弾きたいなと思っていた大好きな曲「春よ来い」のイントロを春になるまでに弾けるようになりたいと思った。

でもぼくはとても不器用な人間なので、一度に多くのことができない。だから「上を向いて歩こう」の練習をやめてこの曲を練習しはじめた。「フォレストガンプ」と「春よ来い」の2曲を毎日繰り返し練習するようになった。

「フォレストガンプ」は相変わらずどこかでミスをしてしまう。でも「春よ来い」はついに弾けるようになった。でもやっぱりどこかでミスをしてしまうのだ。

「どうしてこうなるのだ?」 集中力が足りないからだ。頭が悪いのだ。練習が足りないからだ。もう歳なんだ。やっぱり基礎からレッスンを受けたほうがいいんじゃないの?……とか、あれこれ思いながらも、その壁がどうしても越えられない。

今日も「空港ピアノ・駅ピアノ」を観たんだけど、だれひとりミスする人なんていない。そりゃそうだろう、自信がある人だからああいう場で弾けるんだよ、などと勝手なことを思う自分。

なんだかなあ、自分にはむいていないのかなあ。このままピアノ続けていいのかなあなんて思ってしまう。

決算業務に追われる毎日

さて、あと2ヶ月で会社を畳むことになったんだけど、その前にこの9月末が会社の決算日なので、通常業務の後に決算業務に追われる毎日を過ごしている。大嫌いな経理事務だけど、他にやる人がいないから自分でやるしかない。

いわゆる帳簿合わせというやつだね。銀行口座や、売掛金の各クレジット会社、クロネココレクト、アマゾン、そして買掛金などのデータ。これらと入力済み経理データを照合して、数字が合わないと全部チェックしなおさないといけない。

在庫の棚卸しも全てのパーツや商品の数を調べ計算する。その他あれやこれやの膨大なデータのチェックをして経理会社にデータを引き渡すのだ。もう10日以上もこれをやっている。……毎月やればいいのはわかっているぜ。(-_-;)ソコマデイウナ

もう、ヘトヘトに疲れて「今年で終わるんだから、もうちょっと頑張れ!」と自分にいい聞かせながらの毎日だ。それにしても会社をやるってことは本当にやるべきことがいっぱいあるのだ。

あなたの会社は小さいからこれはやらなくていいよ、なんてことはなくて、大きくても小さくても「株式会社」なら殆どやることは同じ。よく30年もやってきこれたなと、頑張ったな、と自分で自分をねぎらいたい。

どうでもいいことを書いてしまったけど、こんな毎日なので、当然ピアノの練習も1週間以上やっていない。とてもそんな気持ちにはなれないのだよ。

ピアノが教えてくれた

そんな中、今日は久しぶりに「空港ピアノ・駅ピアノ(渋谷駅編)」を観た。この番組で弾く人がみんなが言う " ピアノが人生の支えだ " 、 " 辛かったときはピアノに助けられた " 、 " ピアノは私の身体の一部だ " と……。

自分はそんなふうに思ったことがあるのだろうか?
そう思うと、久しぶりにピアノを弾いてみたくなった。すると、今まではミスしないで弾こうとか、そんなことを思いながら弾いていたんだけど、なぜか今日は違った。

疲れが貯まっていたからだろうか、ヘッドホンから聞こえるピアノの音色があまりにも美しくて、ミスしようがなんだろうが、自分で弾くフォレストガンプに感動してしまったのだ。いや大げさぢゃなくて、ほんとに。

それで初めて気がついたんだね。旨いとかヘタとかじゃないんだと。それよりいかにピアノを楽しめるか、ピアノの音に感動できるか、そういうごくごく純粋なことこそ大切なんだということなんだね。

これからいくつになってもピアノを弾き続けることができる。別にコンクールに出るわけじゃない。人に聴かせることが目的ではない。自分が楽しむためにやっている。だったらミスしないように弾くことを目標にするのはもうやめよう。

とにかく楽しむのだ。笑って弾こう! そして、これからできるだけいろんな曲の練習をして、ピアノの楽しさを広げよう。そう思ったのだ。だから前から挑戦したいと思っていたJAZZにも挑戦しよう。そう思った。

これはピアノに限らない。それは自分の人生をどう生きるかだ。ぼくはこれからも新しいことに挑戦していくつもりだけど、その物差しは「いかにうまく」ではなく「いかに楽しく」ということ。つまりはね「笑って生きる」、そういうことさ。

今日はとても大切なことをピアノが教えてくれたような気がした。いい日だった。

 

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