今日はYouTubeを開くとJF9JTSさんの動画で、ARRL主催の電信(CW)部門DXコンテスト「ARRL International DX Contest CW(Google翻訳)」が始まったとの知らせを聞いた。
調べてみると今日の午前9時から49時間開催されるアメリカのARRL主催のコンテストだという。もちろんぼくは今まで一度も参加したことはなかった。
というより国内のコンテストも含めて、こういうものにはあまり興味がなかったので、スルーしていたんだね。ただ、この動画を観てどんなふうなのかを一度聴いてみたくなったのでセティングした。
動画では「28MHzが凄い状態になっている」ということだったので、さっそくワッチするとノイズがひどかったので、21MHzに切り替えた。
すると多くの局がCQを出しているのが聞こえてきた。それも凄い早く打っている。27〜32WPMくらいでなかなかコールサインが聞き取れない。
どのくらいかというとこのくらいの速さ。(A1クラブのファイル集より)
まだまだ自分のスキルが足りないなあ。もっと練習してこれくらいのコールサインが聞き取れるようにしないとなあってあらためて思う。
今日は今まで一度も、しかもDXコンテストに参加したことがないので、せっかくのいい機会だから試しに1局だけでも交信してみようと思った。59以上の強い信号にしぼって何度もコールサインを繰り返し聞いた。
あまりにも早く打ってくるので、何度も繰り返し聞いていてようやくコールサインが取れた。「K7RAT」局、QRZで調べるとアメリカ西海岸のオレゴン州のマニングという地域らしい。
今回はUSBIF4CWというソフトを使って、パソコンから送信することにしよう。速さは27WPMにして、F6にぼくのコールサインを、F7に「5NN 1TT」を入れておいた。
相手が「CQ K7RAT TEST」と打った後にすかさず「JA2WIG」と打つと、相手局から「5NN OR」とシグナルレポートとOR(オレゴン州)を打ってきた。
こちらからは「5NN 1TT」と打つ。1TTというのは送信出力100Wという意味だ。JF9JTSさんの動画で「0は正しくは-----だけど、略してO ---じゃなく、T -でいい」という説明だったのでそうした。できるだけ早く交信を終えたいからだね。
よしやったぞ。ついに始めて記念すべき「ARRL International DX Contest」に参加できたぞ。なんか嬉しい。そう思ったらもう少しだけ交信したくなった。
結局午前中に21MHzで10局、午後から14MHzで4局交信した。というか、このまま一日中やってもいいなと思う楽しさがあった。これがコンテストの魅力なんだね。
よし、今年は国内のコンテストも含めて、いろんなCWのコンテストに参加していこう。そのためのコンテストログソフトのことも勉強しないとね。その前に受信練習もだね。やっぱり新しいことにチャレンジするのは楽しいことだなあ。
その後JF9JTSさんの動画の中に、国内コンテストの運用をしているものがあったので「使っているソフトは何でしょうか?」と聞いてみた。
するとCTESTWINを使っているそうだ。このソフトはすでにダウンロードしてあったんだけど、一度も使ったことがなかった。使い込めばこんなこともできるようになるんだね。楽しみだなあ。