先日は「ALL JA コンテストがとても楽しかった」でコンテストのことを書いたんだけど、そこで今年は4大コンテストに参加すると宣言した。
もちろん、それぞれ初めての参加なんだけど、次は7月の「6m AND DOWN コンテスト」ということで、その規約をみてみた。
なるほど、50MHzと144MHzと430MHzの3つのバンドに限られたコンテストなんだなあ。ということはぼくが普段まったく使うことがない、未知のバンドになるってことか。
ぼくはせいぜい430MHzのFMをワッチするくらいで、もちろんCWなんかここではやらない。だいいちCWなんて聞いたことがない。そうなるとコンテストだからと言って相手がいるんだろうか?
まあ、それはともかくぼくの無線局免許は「固定運用局」でFTDX10とFT-817の2つ。「移動運用局」でKX2、VN4002、IC-705を登録している。
でも移動運用では50MHz、144MHz、430MHzの3バンドはやらないつもりだったので、申請していなかった。となるとこのコンテストに参加する場合は、FT-817の5Wしか使えないことになってしまう。
そこで急遽「移動運用局」の免許に3バンドを追加することにした。最初から使う予定がなくても全部申請しておけばよかっと思いながらも、久しぶりの電子申請だ。
よ〜し、ちょっと心配もあるけど、とりあえず申請完了。
あとは結果を待つのみだ。
これを機会にこれからはこの3つのバンドでも運用することにしよう。さっそく144/430M用で50WのCWでも使えるアンテナを探してみた。
最初はGPの中から探したんだけど、このナガラ電子 DO-2B3という2エレの省スペースなアンテナを見つけた。
説明書には「方向性を持ったGPだ」と書いてあった。
「このアンテナは144MHzと430MHzのデュアルバンド2エレ八木です。 ゲインを突き詰めた2エレメント八木ではなく、指向性を持ったグランドプレーンアンテナとお考えいただける程度のアンテナです」
なるほど、つまりマンションの壁側はゲインが小さいけど、それ以外の3方向のゲインが高いということだね。これはいいなあ。詳細の寸法を計ってみると、現在使っているリトルターヒルと同じポールに取り付け可能だ。
これで今まで全く運用することがなかった50MHz、144MHz、430MHzの3バンドが新しいフィールドに加わることになる。これは楽しみだなあと、CQオームで買い物かごに入れようとして。ふと我に返った。
ちょっと待てよ、まだ決めるのは時期尚早かもしれないと思ったのだ。というのはこの3バンドでぼくはSSBやFMを運用するつもりはない。だからここでCWがどの程度楽しめるのかが全くの未知数だ。
というか、これまで時々とはいえワッチをしてたことがあるけど、これらのバンドでCWなんて聞いたことがない。いくらコンテストとはいえそれだけのために必要なのか?
というわけで、今日は5月2日GW真っ只中、50MHzをワッチすると聞こえてくるのは50.010 JA2IGY「三重県伊勢市朝熊山のビーコン」のみ。144MHzは相変わらずシーンとしているし、430MHzもCWどころかメインチャンネルをワッチしてても、ごくたまに移動運用局から○○でCQを出しますと聞こえるくらいだ。
あかんなあ、それならまあせいぜい50MHzでFTDX10での参加でいいかもな。。。
ちなみにこのコンテストの参加者のデータをみてみると、こんなに少ない。念のために2022の結果のサイトを見ると、電信シングルオペ50MHzバンドは東海でたったの22名しか参加してない。
せっかく膨らみかけた期待感が、一気にしぼんでしまった。ますます、やる気がなくなってきたぞ。どうするりゅうじ!