今日は会社の駐車場で先日の移動運用で使えなかった、新しいセンターローディングアンテナ「HF40CL」(全長2.2m)の調整とIC-705をフリード+の車内に常設化する。
今まではベースローディングアンテナ「HF40FX」を使っていたけど、ローディングコイルがセンターにある長いアンテナに変えることで、電波がより遠くに飛ぶはずだ。そう思って購入したがまだちゃんと使っていない。
比べてみるとこんなにも違う。自分でもちょっとビックリ!
今日は運用テストというより調整まで行う。まず六角レンチで長さを調整して、7.010MHzあたりでSWRを測ってみると1.4でギリギリ合格した。今日は持ってこなかったが、これにキャパシティハットを取り付ければ、もっと下がるはずだ。よし調整完了。
そして今日やりたかったもう一つは、使用する機材を車内に常設させることだ。いつもは部屋からポータブル電源以外の機材を車に持っていき、その都度セッティングしていた。そして運用が終わるとまた撤収して持ち帰るってことをしていた。
機材はこれだけある。
① IC-705(小型オールバンドトランシーバ)
② HARDROCK-50(50Wリニアアンプ)
③ DM-330MV(安定化電源 移動用に新しく購入)
④ USBIF4CW(CWインターフェイス)
⑤ BaMaKey TP-Ⅲ(ドイツ製小型パドル)
⑥ HP Stream 11-ak(小型モバイルノート)
⑦ Jackery ポータブル電源 700(ポータブル電源)
アンテナから始めて全てをセッティングするのはとても面倒だし、20分以上は時間がかかっていた。盗難を避けたいと思ってそうしたけど、常設にして使用後はテーブルの下に隠して、カバーすれば見えないのでいいだろう。そう思ったのだ。
セッティングを終えてから、ついでなのでCoopHLというソフトでCQを出すテストをした。あくまでもソフトのテストだよ。するとまさかのコールバック。(@_@)
駐車場の2方向は壁だし周りは住宅や工場があって、今までここで交信することはほとんどなかった。ところがCQを出すといきなり3〜4局のコールがあった。急なことでちょっと慌てたがじっくりワッチした。
その中でJA2MYA局(岐阜市)が強い信号だったのでさっそく交信、お互いに599のレポートだった。続いてJK1EOP局(横浜市)、JR7ROQ局(福島県相馬市)、JA2DHF局(安城市)と連続で交信できた。JA8B??局(北海道)はQSBが酷くレポート交換不可。
これがHARDROCK-50での50W出力と、「HF40CL」の組み合わせの威力だろうか。この場所でこれほど遠くまで交信できるのは予想外のことだった。すごいよねえ。
終了後は配線をそのままにして、機材をテーブルの下に収納してブランケットでカバーしておいた。次からは移動地についたらすぐに運用開始できちゃうぞ〜。
自宅からのCWやFT8運用はいつでも気楽にできるのがいい。でもやっぱり最近ではあちこち移動しての運用が楽しいと思うようになった。気分転換になるし、場所を変えることで交信可能な地域も変わるので面白い。
それにキャンプ場でビールでも飲みながら、のんびりCW交信を楽しむな〜んて最高ぢゃないか。来年はいろんな所へでかけるぞ〜〜。
それにしても平日の昼間でこれほどCWの運用が盛んなことには正直驚いた。つまりはリタイヤしてもCWで楽しんでいる人がいっぱいいるってことだ。とても良いことだと思う。そしてこのぼくもその一人に加わるからね。みんなよろしくね!