アマチュア無線

IC-705+HARDROCK-50で移動運用を楽しんだ

2022年10月30日

先日「あたふた CQ初体験記」で新しい移動運用の予行演習のことを書いたが、ようやく昨日になって実際にこれらを持って移動運用を楽しむことができた。

偶然、新しいホームパークを見つけた

今回の運用場所は以前「美矢井橋河川緑地をホームパークに」で書いた河川敷公園。……のつもりだったんだけど偶然にも違う場所での移動運用となった。

前回の運用で使った場所は地図でいうと①の場所なのに、さらに先に行きすぎてしまって、結局②に辿り着いてしまったのだ。

このあたりに4カ所と、この北のほうにも何カ所か同じような広場がある。これらは主にサッカーや野球に使われている。さらにはグライダーを飛ばせる滑空場もある。

ここから赤い橋が見える、あれが美矢井橋だ。その向こうに降りるつもりだった。でもこちらにも広いグランドが2面あってとても開けた場所だ。しかもりっぱなトイレも完備している。よし今日はここにしよう!

我が家からここまで車でわずか15分ほど。こんな近い場所にこんなに広くて気持ちがいい広場があるなんて、岡崎ってやっぱりいい所だなと思う。

さっそく準備にとりかかったけど、最初からやらかしてしまった。
車載用のアンテナは3本用意している。一番上のがオールバンド用スクリュー・ドライバー・アンテナ「リトルターヒルⅡ」、次に7MHz用「HF40FX」、そして同じく7MHz用「HF40CL」だ。

今回使うアンテナは、最近購入した一番下の7MHz用のセンターローディングタイプ全長2.2mの7MHz用「HF40CL」を予定していた。当然ベースローディングタイプより性能が高いはずだ。

ところが、長さを調節するために使う六角レンチが見つからない。車の中に置いてあるハズなのにどうしても見つからないのだ。試しに調整しない状態でSWRを測ってみると4.3もあった。これじゃダメだな。

仕方がないので、今回はベースローディングタイプで全長1.4mの7MHz用「HF40FX」を使うことにしよう。こちらのSWRは1.2と良好で合格。

それにしても、今日は雲一つない快晴で本当に気持ちがいいねえ〜。それに河川敷なので低い場所とはいえ、これだけ周りが開けているなら飛びも期待できそうだ。

これがぼくの車内移動運用の完成形(今のところ)

今回はいろいろ機材も多いのでセッティングも時間がかかった。だからいずれ専用の収納ボックスを作って車内に常設しようと思っている。

使用する機材は
IC-705(小型オールバンドトランシーバ)
HARDROCK-50(50Wリニアアンプ)
DM-330MV(安定化電源 移動用に新しく購入)
USBIF4CW(CWインターフェイス)
BaMaKey TP-Ⅲ(ドイツ製小型パドル)
HP Stream 11-ak(小型モバイルノート)
Jackery ポータブル電源 700(ポータブル電源)

車内からの運用でも、これらの機材と場所を選んで運用すれば、マンションの固定局よりずっと優れた運用が充分楽しめると思う。

それにぼくの場合は、アンテナはできるだけコンパクトなものにしているので、手軽で目立つことなく、こんなに楽しい移動運用はないと思っている。とりあえずぼくの中ではベストな形がようやく完成した。

そして使ったソフトは
HRD Logbook(交信ログソフト、最近になってハムログから切り替えた)
CoopHL(マクロでCWを送信するソフト)
Fldigi(受信信号をデコードしてくれるソフト)
の3つだ。

CoopHLは今回の場合「CQ CQ DE JA2WIG/2 JA2WIG/2 JCC 2003 2003 PSE K」と長く打たないといけないけれど、このソフトを使えばF1キーのワンクリックで送信してくれる。他のマクロもいくつか登録してあるので、パドルなしでも交信ができちゃったりする。

そしてFldigiはこちらがゆっくりした早さでCQを出しても、高速でコールしてくる場合もあったり、聞き慣れない文章を送られた時に、このモールス解読ソフトがあると安心ということだね。でもこれなしに運用できるようにもっと練習しなくちゃね。

さてCQを出す前にこの場所で、どのくらい電波が飛んでくれるのかを試すために、しばらくワッチすることにした。そして最初に聞こえてきたCQがJJ3KTW局(大阪市福島区)でコールするとすぐに交信することができた。

次に聞こえてきたのがJH6KZP/6(大分市移動)でこちらもすぐにコールバックされた。九州まで599とまずまず良さそうだ。

その後30分ほどの時間はCQを出して10局と交信できた。1、3、4、5、6、7、0エリアで、東北から九州まで広いエリアと交信できた。しかも受けたレポートの殆どが599ということなので、さすがに50W出力の威力だなと感じた。

Jackery700の威力

実質1時間弱の運用でバッテリーが94%から79%ということなので、このJackery700というポータブル電源の持つ力の余裕度を感じることができた。

さらに「Jackery用のソーラーパネル Jackery SolarSaga 100 」を使えば災害時でも安心だ。実際にベランダでテストをした時は20分ほどで8%の充電ができた。

というわけで、時間に余裕がある日なら、この広場で一日中ノンビリQSOを楽しむことができそうだ。でも今日はどうしてもやりたいことがあるので、これくらいで撤収して家に帰ることにしよう。

QSLカードの発行完了!

そのどうしてもやりたかったことはこれ。

今まで貯めに貯めてしまったQSLカードの印刷だ。全部で500枚ほど、1枚ごとに確認しながらでの印刷なので3時間ほどかかってしまった。

さあ、これでちょうどカードの在庫が少なくなったので、新しいカードを作ることにしよう。ちなみにこれまでは自作のシーカヤックの写真だった。

次は何にしようかな。「岡崎と言えば何?」、岡崎城? なんか普通だしな、う〜ん悩むな。その材料集めのためあちこち取材に行くことにしようかねえ。

これでQSLカードはハムログの10月6日分まで、全て出し終わったことになる。これ以降のデータはHRD Logbookに40件ほどあるが、これも含めて今後はラベルプリンターで出力するか、手書きにしようと思っている。

つまりこれでもうハムログに戻ることはないということでもある。とはいえHRD Logbookには数多くの機能があるから、これを使いこなせるように勉強しなくちゃね。

とにかく、QSLカードはその日の交信が終わったら記入する。そういう習慣にすることに変えよう。ためたらあかんよ。

ぼくには「第二の人生」なんていうものはない

さあ、次の移動運用はどこにしようかなあ。「宮路山」へ行けたらいいなあ。「三ヶ根山」のリベンジもしたいなあと思っている。

(写真はヤマケイより)

ぼくは膝が弱いので、高い山には登れないもののこれくらいの山なら登れる。意外にも岡崎から近い所にそういう山がたくさんあるので行ってみようと思う。

というわけで、ようやくKX2を使った徒歩の移動運用、そしてIC-705を使った車での移動運用の環境が整ったことになる。

2年ほど前に「自分のハムライフを見直してみた」で、これまでの自分の中にある「ぼくにとってアマチュア無線というはどうあるべきか」を、もう一度じっくり整理してみることにした。

そしてこの3つのスタイルでいくことに決めたのだ。
① 自宅でFTDX3000(現在はFTDX10)のCWとFT8の運用
② 車ででかける場所でIC-705+HARDROCK-50の車内CW移動運用
③ 身近な公園や山登りや旅行など身軽な徒歩でKX2のCW移動運用。

こんなふうに整理できたら、ぼくの頭の中が一気にスッキリした。このために何が必要なのか、逆に何がいらないかが見えてきたのだ。

だいぶ時間がかかってしまったが、これで来年からの新しい生活でアマチュア無線をゆっくり楽しむことができそうだ。

アマチュア無線の他にも、JAZZピアノ、ギター、アクアリウム、色エンピツ画、鉄道模型、写真、そしてキャンプと旅行。どれもやりたいことが頭の中にいっぱいあって、ワクワクしてしかたがない。

「第二の人生」とよく言われている。でもぼくにはそんなものはない。人生はたった一つだけのものぢゃないか。これまでやってきたことの積み重ねでその先にやることがみえてくる。そして生活の時間配分に余裕ができる、そういうことだと思うな。

だから何も特別なことではなく、これまでのように、自分が思うように人生を楽しんでいけばいい。「りゅうじくんはね。これまでいっぱい働いたからたっぷり時間をあげるね」……神さまがそう言ってぼくにご褒美をくれるんだと思っているよ。

 

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