クック諸島と交信できた!

ようやく時間の余裕が少しずつ持てるようになったので、アマチュア無線も楽しむことができるようになった。とはいえ、相変わらず空のコンディションは悪く、どのバンドからもCWのシグナルは聞こえてこない。

やっぱり唯一聞こえてくるのがFT8だった。これだけでも聞こえてくるならよしとするかな。強く入感してくるのが14M帯(14.074MHz)で、これは2アマ以上の上級ライセンスの局しか運用できない周波数だ。20年以上前にがんばって取得した自分を褒めておこう。

左のモニター画面はPSKREPORTERというサイトで、各ソフトを設定しておくと、例えばぼくの送信した電波がどこまで届いているのか、そしてぼくが受信した電波はここから飛んできたもの、というのをリアルタイムでみることができる。これがあると現在の伝搬状況を把握するのにとても役に立つ。

右側のモニター画面では4つのソフトが動いている(実際には画面に出ていないソフトがあと2つある)。メインのWSJT-XはFT8の信号を受けてデコードしたり、送信したりをしてくれるソフト。

このソフトがすごいのは、CQを出している無線局のコールサインをクリックすると、自動的にこちらから送信してくれるし、先方がこちらをコールバックしてくれたら、後はシグナルレポートを送ってくれ、先方のシグナルレポートを了解したことを伝え、最後にありがとうと伝え、その後にJTLinkerと連携して、HamLogというログソフトへデータを渡して、交信記録もアップしてくれるのだ。まさにに全自動運転ってことになる。

メイン画面に上にはJTAlertというソフトが動いていて、受信した信号がどこの国なのかを瞬時に表示してくれる。コールサインだけだと、どこの国からかはすぐに判断できないけど、このJTAlertをみれば瞬時にコールすべき無線局かがわかるのだ。

FT8は15秒ごとに交信するので、タイミングをはずすとコールするのが遅れてしまうから、これはとても便利!

だからFT8をやるときは左側のモニター画面で、今のコンディションが把握をしながら様子を伺う。まるで魚釣りで使う「魚群探知機」みたいなものかもしれない。

昨日は偶然にも南クック諸島のE51BQ局がCQを出していた。とても珍しい地域なのでさっそく世界中の無線局がコールしていた。何回かワッチしていて、タイミングを計ってダメ元でコールしてみたら、なんとJA2WIGとコールバックがあった!

驚いたねえ! こんな幸運があるのかと熱く感じながら、最後の最後まで無事交信が終わることを祈った。

このE51BQの情報をQRZサイトで見ると、直線距離で9,119kmも離れている遠い島だ。

ウィキペディアでは
ラロトンガ島(Rarotonga Island)は南太平洋の国クック諸島の主島。周囲約30kmのほぼ円形で、面積67km2の火山島で最高地点のテ・マンガ山(652m)を始めとする山々がある。クック諸島の首都でもあるアバルアが島の北部の海岸にあり、国際空港もある」と書かれていた。このクック諸島は、あのジェームズ・クック船長が発見した島というとわかりやすいよね。

こうやって知らない国や地域の無線局と交信すると、いろんなことを知る機会になる。世界は広いなあと思う。これがアマチュア無線の素晴らしさなんだよね。

くらがり渓谷へ行ってきた

紅葉の季節になった。この地方では足助の香嵐渓が超有名だが、あまりにも人が多すぎるので、あえてそこにはいかないことにしている。今日はぼくの住む岡崎市の奥の方にある「くらがり渓谷」へ行ってきた。翌日から紅葉まつりが始まるというので、人が少ない時に行ったほうがいいと思ったからだ。

金曜日の朝10時過ぎ、さすがに車は少なかった。駐車場のまわりの木々はあまり紅葉していない。最初の写真は本当はここまで綺麗ではなかったけど、せっかくなので気分を出すためにサービス(修正)してみた ^^。
う〜ん、今日は期待してやってきたけど、残念なことになるかも……。

渓谷は曇り空なので余計に寒々としていた。

そして、皮肉にも紅葉どころか新緑を思わせるような綺麗な緑でいっぱいだった。

せっかくここまで来たので、せめて一枚くらいはと思って、やっと見つけてこがこのショットだ。紅葉のグラデーションが鮮やかだ。青空だったらもっと綺麗だっただろうね。残念ながら他には見所が殆どなく、ぐるっと回って家に帰ることにした。

第二駐車場にあったもみじも、一見すると真っ赤にみえる。でも近づいてみると、まるで枯れてしまったかのような紅葉だった。ここ数年の紅葉は目の覚めるような真っ赤じゃなくなってしまったよね。これも温暖化の影響なんだろうか。

帰り道の途中で出会った銀杏の大木。金色に輝いていて本当に綺麗だ!

紅葉はいまいちだったけど、久しぶりに渓谷を歩いて新鮮な空気をいっぱい吸い込んで気持ちがよかった。元気が出てきた!

Angelinaの練習を再開した

今日は久しぶりにのんびりできる休日になった。
香りのよいLUPICIAのサクランボ紅茶を飲みながら、のんびり、ゆっくりくつろいだ。本屋に行くとタイトルと帯を見てから、パラパラと中を見るだけで本を買うことが多い。そんな本が10冊程たまっているけど、なかなか読む時間がなかった。今日はそのうちの一冊「バナナ」(獅子文六)を読み始めた。

昭和ののどかなだった時代を感じさせてくれる獅子文六の本が好きだけど、この「バナナ」も読み始めると止まらない面白さがある。やっぱりいいな本は。

そして、やっと本気になってギターの練習も再開する気になった。この半年の間は座骨神経痛に苦しんだけど、それを自分なりの方法で克服して無事に完治させることができた。そうなると気持ちも軽くなり、いろんな意味で前向きになってきた。

このAngelinaはとても素敵な曲だけど、僕にとっては難易度が高い曲なので、気持ちが入らないと前に進めない。とりあえず最初の50秒くらいまでの部分は、ほぼマスターしたのだけど、そこから先に進む気力がなかなか出てこなかった。

この曲は全部で110小節あって、最初の27小節まではだいだい弾けるようになったので、毎日のように練習していた(と言ってもたったの5分くらいね)。でもその先のサビの部分からはかなり難しくなってくる。本当はそんなに大げさなことじゃないんだけど、やっぱり無理するのは嫌だったので、そういう気持ちになるまでずっと待つことにしていた。

28小節というのが、この#3の動画。ぼくにこのAngelinaを教えてくれるのがアンドレ先生と言って、YouTubeを使ってとても親切にわかりやすく教えてくれる。それも無料だよ! ありがたいよね。たぶんこの先生がいなかったら、この曲をマスターしようとは思わなかったと思う。

そして、今日から先に進む気持ちになったので、28小節からの練習を再開した!
いきなりハイポジションだ。人差し指と中指の爪が当たってうまく弾けないので、深爪になるくらい爪を短く磨いた。なんとか弾ける。

う〜〜ん。さらにその先のフレーズは指が広がらない。あ〜指がつりそう(;_;)。
でも、繰り返し練習しているうちに、少しずつできるようになってきた。いいぞ! こうやってほんのちょっとずつだけど、前に進んでいけることは楽しいものだなあ。

すでに、Windy & Wormはマスターしたので、これを弾くのが楽しい! ギターはぼくの一生の友達だ。もっともっといろんな曲をマスターしたいなあ。そしてぼくの夢、小さなカフェを持つことができたら、そこで弾けたらいいなあ。……と妄想が広がる。

最後の最後は 諦めが肝心?

まだ終わってはいなかった
先週は「Mac Bookに積んであるWindowsが使えなくなった」というトラブルがあり、何とか復活させることができた。そして決算データを作り終えて、無事に会計事務所に引き渡しができてホッとしたと書いた。

しかし、実はそれで全てが解決したということではなかったのだ。というか、事態はもっと酷いことになっていた。

何が問題なのかというと、殆どのソフトは問題なく動いていたんだけど、ただ一つだけ一番大切な「メール.app」の送受信ができなくなった。とにかくメールサーバーに接続ができない。これは困った。ほんとに困った。とりあえず、iPhoneとiPadでメールが使えるようにしたものの。すぐになんとかしなくては……。でもいろいろ設定を見直したけれど、おかしいところは何一つない。一体なんで?どうして?

でもこの時点で、ぼくはまだ心に余裕があった。TimeMachineにバックアップが残っているからだ。これで復元すれば何とかなると……。しかし、甘かった。バックアップしてあった最新データのメール機能は壊れていたのか、やっぱり同じ症状になってしまった。(なぜか戻れるのは最新のバックアップしか指定できなかったからだ)

よし、次の手だ
仕方がないので、MacOSをクリーンインストールしよう。これはMac OSが壊れているのが原因だと思ったからだ。しかし、どうやらそうでなかったらしい。やっぱり同じ結果になってしまった。よし、じゃあ次の手を打つことにしよう。古いMac Bookからデータを復元することにした。

古いMac Bookからターゲットモードで、そっくり移し替えてやれば、データは1年半前に戻るけど、とりあえず全ての機能は回復する(メールも)。そこからTimeMachineで問題が起きていない日にちまで戻ればいいだろう。ちょっと遠回りだけど仕方がない。

それにしても、Macの復元には長い時間がかかる。先日から始めたFT8をワッチしながら、ただひたすら待つことにした。すると珍しいオマーンという中東の国のA41ZZ局と交信できた! とはいえ、嬉しさより心はここにあらずで、どうも気持ちが落ち着かない。それにしても時間がかかる。

そうだ映画にしよう! ぼくの好きな映画「オー・ブラザー!」のDVDを引っ張り出してきて、これ観ながらMacが仕事をするのを見守った。この映画、面白いよ。とくに音楽がいかしている。

映画も見終わったけど、まだ解決されない
せっかくここまでいろいろやってみたものの。どうも納得した結果にならない。また元に戻って、Mac Bookのクリーンインストールからやり直し → TimeMachineから復元を試みる。そして、やっぱりただひたすら待つ。何だか頭がボーッとしてきた。自分が一体何をしようとしているのか、だんだん分からなくなってきた。

とにかく冷静になろう。今までやってきた手順を記録して、次に何をしたらよいかを整理することにした。やってることは、まるで「堂々巡り」だった。何をやってもうまくいかない。こっちが良くなれば、今度はあっちがダメになる。

そして、ついに、メールは復活した!
旨くいった! やっとメールが使えるようになった!と安心した。でも、自分では何が原因だったのか、何をどうしたのか、もはや朦朧としていて分かっていない。ま、結果として良くなればいいとしよう。と、ぬか喜び。

ところが、今度はMacに積んだWindowsのインターネット接続ができないという問題にぶちあたった。これじゃ経理データがネット経由でDropBoxにバックアップできない。あ〜あ。もう、へとへとになっちまった。ここまで丸2日もかかっている。

それでも諦めずにいろいろ試してみる。作業をしながらも、ぼくはあることを心の中で決めていたからだ。「やることをやって、それでダメなら諦めよう」。とにかくやりきって、もうこれ以上ぼくのやれることはない、そう思うところまでやってみたら、潔く諦めがつく、と。

そもそも、なぜWindowsを積んでいるのか
ここまで来て、冷静によく考えてみた。なぜMacにWindowsを積んでいるのか? それは経理の業務がWindowsなので、このMacでそれができたらいいな、ということ(大したことではない)。それとアマチュア無線のソフトも、Macにあれば移動運用の時に便利だという理由だった。その他MacでWindowsのソフトを動かせるのは、確かにいいことがいっぱいあるのは間違いない。

でも、会社のぼくのデスクには元々Windowsのパソコンも置いてあるので、これを使って経理の業務をすればいいだけのことだし、移動運用のときだって、パソコンを使わなくてもログはメモ帳だけで充分だ。ま、つまりはあれもこれもと、ただの自己満足だし、自分が欲張っていただけのことでしかない。

そう思ったら、急にフッ〜と肩の力が抜けた。人はせっかく頑張って登って来た今の高い場所から、それより下に降りてしまうことを嫌がるのかもしれない。でも、大したことじゃあないさ。どこにいったて、そこがふさわしい居場所になる。

終わった人
そんなことを思ったら、先日読んだ「終わった人」という本を思い出した。そうじゃないさ、がんばるからいけないんだよ。それにもう「終わった」なんて思わないほうがいい。結局は「今ある自分を全て素直に受け入れる」ってことが一番なんだよ。そうぼくは思った。(でも夢は捨てないよ)

ふ〜〜〜。ほんと、3日間、疲れた。さあ、これでこの件は終わりとしよう。人生いろんなことがあるけど、嫌な思いをずるずる引きずるよりは、意味のある「諦め」なら、そのほうがず〜っといいと思う。

とにかくネットにある情報を調べて、やり尽くしてこの結果なんだけど、今までできていたことができなくなったってことは、必ず答えはあるはずだよね。でも残念ながら、ぼくは見つけることができなかった。だから素直に諦めよう。

(そして、その一週間後)

Timemachineって何のためにあるの…?
「これにて一件落着! 」みたいなことを一週間前に書いたのだけど、そんなことはなかった。肝心なWeb制作関連のソフトがインストールできないとか、メールの接続が不安定だったり、起動時にiCloudやiMassageなどのログインパスワードを要求してくるし、ほかにも気持ちが悪いことが次々と起こってきた。

これはいろんなバグが潜んでいるのだと思う。結局Timemachineからの復元によって、過去のいろんな目に見えない問題が吹き出てきたように思う。Timemachineなんて結局当てにならないんだと思った。要するに過去のもう使わなくなってしまった、いらないデータやソフトも全て引き連れて復元するってことは、これらが不具合の原因になるってことなんじゃないか?

なので、MacBook Proをまっさらな状態にして、一つ一つのソフトのインストールや、データの移行をすべて手作業で行った。まっさらな状態から必要なものだけ、最小限の作業しかしないので、すべてが逆にスムーズに進んでトラブルも全くない。

結果的にどうなったかというと、最初のトラブルがあった以前より、むしろサクサクと動くし、もちろん、Macに積んだWindowsも問題なく動くようになった。かなり遠回りになってしまったんだけど、結局一番よい状態に戻せたということで、本当の意味で一件落着ということになった。「よかったね!」

Timemachineって、一体何のためにあるのだろう? 不用意に削除してしまったデータを復元させるにはよいのかもしれないけど、システムの復元という一番肝心な時には全く意味がなかったということになる。

僕の道
困ったときには「ネットで調べて情報を得る」ということが多いのだけど、今回のようにクリーンインストール後に「Timemachineから復元」という、判で押したような記事しか見当たらなかったので、これ以外の方法をとれなかった。道はただ一本だけではないのに、みんなが行く道しかないと思い込んでしまう。でも「あれ? おかしいな」っと思ったら、そこでいったん立ち止まるのがいいのだと思う。

これは生き方そのものじゃないかなあ。どんなことでも、みんなが行く正しそうな道をとりあえず進んで行く。でもおかしいなと思ったら、あえてそこから自分の道を切り開いて、あえて違う道を進んでいくということ。結果的にこれが一番よい方向に進むということじゃないかなあ。

「ホントにいいのか!?」と自分に問え!

「あ〜〜、やってしまった……(;_;)」
……と、今さら後悔しても、もう遅い、遅すぎる。。。
ぼくのMacBook Proがめちゃくちゃになってしまった。

ときどきふいに、App Storeからソフトウェアの最新情報が通知されてくることがある。この時も休日の午後で、のんびり自分の部屋でJazzを聴きながらくつろいでいた。画面に「ダークモードを使うと、コントロールが背景に溶け込み、あなたのコンテンツが前面中央に映し出されます」と魅力的なメッセージで知らせてきた。

ちょっとした画面コントロールのアプリなんだろうと、まったく無警戒に「入手」ボタンを押した。しかし、少したつと、アプリのダウンロードにしては長いなあ。いや、長すぎるぞ。そんなに重たいアプリがあるのか?と思っていたけど、それほど気にもとめないでそのままJazzを聴きながら、のんびり他のことをしていた。

すると、突然「ジャ〜〜ン」という音ともにマックが再起動した。えっ!?「再起動だと?」何が起こったのかわからない。しばらくの間待つと、今までとはまったく違う、見覚えのない新しい初期画面に切り替わった。

砂漠だと!?
これはなんと最新Mac OS Mojave(モハベ)だった。あ〜〜〜!やっちまった!と思った。なぜかというと、ぼくのマックはいくつかの愛用してるソフトが古いので、ずっとOS X Yosemiteからバージョンアップをしないでいた。

実際に試してみたら、Web製作ソフトDreamWeaverとFireworks、そしてカタログなどの編集ソフトIndesignが起動しない。さらにはMacにWindowsを乗せるためのVMware Fusionが動かない。他にもいくつかのソフトが動かない。困った。

とはいえ、ぼくはこの事態にそれほど焦ってはいなかった。なぜならTimeMachineでバックアップを時々(←これがダメ)取っているからだ。そこから復元すればいいだけじゃんね。と、気楽に構えていた。

いざ、TimeMachineから復元作業を開始してみると、途中までは順調だった。ところが、なんだかおかしいぞ。メッセージでは「復元まで7時間かかる」と表示されていたのに、とっくにその時間は過ぎてるけど終わらない。翌朝になっても終わらない。何でだよ〜。しかたがないので、強制終了して、もう一度試してみた。すると今度はほどなく「復元に成功しました!」というメッセージが出て、ぼくはホッとした。

それがこの地獄の始まりだとも知らずに……。
再起動をしてみると、いくらたっても起動してくれない。「どうしたマック!」いったい何が起こったのか。とにかくいくらたっても起動してくれない。ひょっとしてやばいことになってるかも。ぼくは久しぶりに「エライこと」になってしまったと悟った。

でもこんなことは初めてではない。過去に幾度も経験しているんだけど、その都度なんとかしてきた。ぼくはもう30年もマックを使い続けているんだ。「落ち着け!」自分に言い聞かせてから、冷静になって手順を考えた。

というわけで、話せば長くなりすぎるし、その手の専門ブログではないので、これ以上はやめておこう。とにかく今回に限っては、いちいちがうまく行かず、1歩進んでは2歩も3歩も戻ることを繰り返して、修復の可能性があるいろんなことを試みた。

時間がないのだ
でも、ぼくにはのんびりしていられない事情があった。それは今、会社の決算業務の最中であって、その重要なデータが、このMacBookにすべて入っているということ。その作業の最中でこのエライことが起こってしまったのだ。それも数日後にはデータをまとめ終え、会計事務所に引き継がないといけない。そういうギリギリの状況だったからだ。

まずは、マックの中にWindowsを搭載するVMware Fusionの(どこにあるのかわからない)古いバージョンのダウンロードから始まって、(ライセンスキーの受付拒否を宣告され、やむなく再購入した)Windows7のインストール。さらには、それぞれのソフトの再インストール、データの復元あるいは再入力、まあ、これ以上書き切れないほどのことを寝る間も惜しまず(←うそ)続けた。

唯一「幸い」だったことは、経理データを毎日かかさず、DropBoxにバックアップしてあったことだった。これがあればなんとかなる。そして、丸3日間を要したこの復元作業の結果、100%まではいかないものの、なんとか支障がない程度まで復活させることができた!

ま、とはいえ、じつはというと、ずっとこの大変な作業をしながらも、心の底では楽しんでいた。正直言ってこれほど面白いゲームはないと思って、いろんなことを考えていた。こっちがダメならこっちの道を進んで行こうとか、最悪の状態になったら、ここまで戻ろうとか、まるでロールプレイングゲームのような、ハラハラドキドキの気持ちでいた。

そして、昨日、無事決算業務を終え、会計事務所に締切日のタイミングでデータを引き渡すことができた。ふ〜〜〜、やばかったけど、やったぜい!(^_^)v

そして、今はぼく自身もこのブログを書く余裕まで復元した
今日は、天気がいいので、気分転換で久しぶりにでかけることにした。車で1時間ほどの下山村にある人里離れた「香恋の里(かれんのさと)」という心和む場所へ。

この「香恋の館」の中にはお土産コーナーや軽食コーナーがあり、2階に展示コーナーもあって、昔の生活道具などの資料が陳列されている。さらにその奥にはギャラリーがあって、この日「なかむらひろこ作品展」が行われていた。

この地元で活動をされている中村広子さんというイラストレーターの作品展らしい。こんな新聞記事が貼られていた。

ギャラリーでの写真は撮れなかったけど、どれも優しい色合いで、なんだか気持ちが和らいでくるのを感じた。たまたま作者の中村さんがみえたので、いろいろなお話を聞くことができた。何かを作り出す人とお話しをするのはとても楽しいし、刺激をうける。大きな作品は無理だけど、小さなお気に入りの絵はがきを2枚購入した。

なんだか、いいよね。こういうの。

この何日か、怒濤の毎日だったけど、人生っていろんなことがあるよね。わるいこともあるかもしれないけど、いろんなよいこともある。でもあきらめなければ、きっとよい方向にすすむ、ってことなんじゃないのかなあ。

来年のぼくへ
そして、今日のほぼ日5年手帳の右ページにこう書いた。
『 来年のぼくへ:「ホントにいいのか!?」と常に自分に問え! 』と
どんな小さなことも、必ず確認してから前に進め。たとえば車の運転だって、本当に安全かどうか確認してから動かすこと。やっちまってからでは、もう遅いのだ、と書いた。この経験をつぎの教訓にしないとね。

乗り遅れるな、と!?

大型の台風が21号、24号と立て続けに襲ってきたので、これは大変だと思ってアンテナを下ろしていた。さすがにもう当分の間は来ないと思うので、今日は久しぶりに設置しなおしてみた。このアンテナはリトルターヒルというアメリカ製のもので、もともと車に搭載するアンテナだ。周波数帯によって、内蔵のコイルの位置を電動で移動させて適正な同調を取るという優れもの。

そして、このアンテナをローテーターを使って、ポールの軸を回転させている。運用するときだけ外に出し、普段はベランダ内に収納できるようにしている。このアンテナがあったお陰で世界中と交信できるから、とてもありがたく思う。

ずっと伝搬状況が悪いことと、帆船模型作りに集中していたこともあり、この1年ほどは、殆どアマチュア無線は休止状態だった。でもやっとゆっくりできるようになったので、久しぶりにワッチしてみた。やっぱりあまり聞こえてこないなあ。各バンドをくまなく回っていると、10MHzのCWで強い局が聞こえてきた。

JO2ASQ/6局? 聞いたことがあるコールサインだなあ。調べたら3度目だった。この局長は愛知県の人なんだけど、いろんな所に移動してアクティブに運用している。今日は福岡の那珂川市に移動しているらしい。さっそくコールするとすぐにコールバックがあった。久しぶりのCWなので、ちょっと緊張ぎみ。でもやっぱりCWはいいな。

他のバンドに移動してワッチしてみたけれど、やっぱり殆ど聞こえてこない。ただ、唯一「FT8」を除いては…。FT8というのはデジタルモードで、パソコンのソフトと無線機を連動させて運用するもの。

以前から同様のデジタルモード「JT65」の運用はしていたのだけど、その進化形とも言えるもので、JT65は1分ごとにやりとりするけれど、このFT8は15秒ごとにやりとりをする。微弱な電波を解読できるので、遠くの局と交信ができるということで、異常なくらい群がっている。

ワッチしてみると驚いた! なんとスヴァールバル諸島の局が聞こえてきた!

確かに、このFT8の世界はとんでもないものだと思う。だから今や誰もがこのモードに集中してくる。この革命的ともいえるFT8に、みんな乗り遅れるな!そういう感じになっている。

「乗り遅れるな!」と言われると、即座に拒否反応してしまうぼくだが、あまり乗り気ではないものの、新しいことに挑戦していくことは悪いことではない。少しずつのんびりやって行こうと思っている。

このFT8の運用は「申請」というより「届出」なので、とても簡単だから、とりあえず手続きだけはやっておくことにした。

ネットからの届出は電子申請・届出システムLiteから行うが、ログインパスワードが半年で切れてしまうので、パスワードの更新をと思ったのだが、この時代にインターネット上ではなく、新しいパスワードは郵送してくるという。Liteはそもそもとても使い辛いシステムで、こんなの申請(届出)書をプリントアウトして、添付資料をつけて郵送するだけでいいとササッと作って送った。

JT8より前にやっぱりCWがメインなので、もっともっとその技術を高めていかないとな。高速のCWを聞き取る力や、自由にCWで思ったことを打てるようになること。しばらく遠ざかっていたので、これから毎日その練習をしていこう。

パソコンのクリック一つで、全自動に交信できるデジタルな「FT8」より、体温を感じられる人の力に頼る「CW」のほうが、ぼくにとって何倍も魅力を感じるのは間違いないからね。

夜になってワッチを始めると、14MHz帯でヨーロッパからモールス信号が聞こえてきた。 チェコの「OL100RCS」局だ。さっそくコールすると何度目かにコールバックされた。さらにポーランドの「SO100ZHP」、チェコの「OL100A」、続いてベラルーシの「EU1DC」、ドイツの「DL1DGS」と交信。この局長は最後に「SAYONARA」と返してくれたのが嬉しいな。やっぱりCWは最高に楽しい!

地図を見るのが好き

ぼくの部屋には2枚の地図が貼ってある。
1枚は世界地図でアマチュア無線用のものだ。これは世界の国や地域のコールサインの割り当て(プリフィックス)がわかるようになっている。

もう1枚は日本地図だけど、いわゆる地形図ではなくて、行政(都道府県)別に色分けがされているもの。キョーハンブックという会社の地図だ。ただ残念ながら、この会社は去年破産してしまった。

今まではA0版(1220×830mm)のものを持っていたんだけど、大きすぎるのでぶよう堂で菊全判(940×640mm)を買った。このタイプのは他社では作られていないから、いずれなくなっちゃうんだろうな。

今日はその新しい地図が届いたので、この機会にと今までのように画鋲で貼るのではなくて、周囲四方を両面テープで固定する方法でピッタリと貼ってみた。お〜カッコいい!

ぼくは子どもの頃から地図を見るのが好きだった。地図を見ているといろんなことが想像できるので楽しいからだ。世界地図はそのスケールの大きさを感じさせてくれるし、日本地図はいろんな所を旅しているように思える。

特にアマチュア無線で世界中と交信していると、知らない国と交信することがある。そういうときは必ず調べてどういう国なのかを知りたくなる。レユニオン島と交信した時も素晴らしい出会いがあった。

アマチュア無線の世界では、DXCCという米国アマチュア無線連盟が発行しているアワード(賞)がある。DXをめざす世界のアマチュア無線家は、そのアワード取得というのをひとつの目標にしている。

とりあえず「DXCC100」が大きな目標なんだけど、ぼくはというとまだ先は長い。残念ながら、このところのコンディションは劣悪で太陽の黒点はずっとゼロだ。つまり電離層ができないので、遠くに電波が飛ばない状況がずっと続いていて、ここ数年はだめだと言われている。(;_;)

とはいえWACというアワードは2年前に取得した。WACは世界の6大陸(アジア、ヨーロッパ、アフリカ、北アメリカ、南アメリカ、オセアニア)のアマチュア局と交信するともらえるアワードだ。さすがに、南アフリカとか、南米の最南端アルジェリアという遠い国と交信できたときは、ほんとに嬉しかったのを今でも覚えている。

日本地図の方は、ぼくが旅行に行った所にニコニコシールを貼り付けている。本当はダーツの旅がしたくて、地図にダーツを飛ばして、そこに行くということをやってたんだけど、実際にやってみるとテレビ番組じゃ〜あるまいし、そんな旅は不可能だったのでやめた。まだまだ行きたいところがいっぱいあるよね。

これはぼくの仕事場(5年前の古い写真)だけど、ここにもやっぱり日本地図が貼ってある。ぼくはネット通販の会社をやっているけど、メールで質問やメッセージをくれた人が、どこに住んでいる人なのかを思いながら交流したいと思ったからだ。こんなふうに、ぼくの隣にはいつも地図があったんだよね。

それと、やっぱり地図を見るのが好きなんだよね。なぜか地図をみているだけで癒されるんだ。あ〜、それにしても、ずいぶん長い間どこにもでかけていない。よし、計画するとしよう!

帆船模型「サプライ号」が完成した!

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帆船模型を作ろうと思ったきっかけ
去年の6月から作り始めた帆船模型「サプライ号」がついに完成した!
この間、ロープ結びに嫌気がさして遠ざかっていたのが2ヶ月間、そして坐骨神経痛を患って何もできなった期間が3ヶ月。それでも諦めずに何とか最後までやり遂げたことで、大きな達成感を得られた。こういう気持ちって久しぶりかもしれないな。

それにしても、なぜ帆船模型を作ろうと思ったのだろう? 思い出してみると、2年前わが家のリフォームのために、4ヶ月ほどの賃貸生活を余儀なくされていた。不自由な暮らしで、しかも寒い時期で趣味も何もできなくて、毎日つまらない日々を送っていた。そんな休日の午後に、偶然に見たテレビ番組で帆船模型作りをしているオジさんのことが放送されていた。

帆船模型のことは、もちろん知ってたけど、あらためてネットで検索してみることにした。いろんなキットが販売されているんだなあ〜。さらにYouTubeで探してみると、世界中の人が作っている。面白そうだなあ、いいなあ〜。よしリフォームが終わったら、これをやろう! そう思ったのがきっかけだった。もともと物作り大好き人間のぼくだから、この当時はとにかく何かに挑戦したくてウズウズしていたんだよね。

このキットは中級者向け?
このサプライ号は中級者向けに近いキットらしい。まったく経験がないぼくがなぜこれを選んだのかというと、初心者だからと言って、初心者向けの簡単なキットをと探すと正直言って物足りないものばかりだったんだ。

「難しくてできなかったら、無理せずに諦めればいいじゃないか」そう割り切って自分が気に入った帆船を探した。とにかくいっぱいありすぎて迷ったんだけど、値段(27,000円)と難易度、そして何より格好良さでこのサプライ号に決定!

ところが、このサプライ号の説明書は殆ど機能せず、図面の間違いも多いし、何をどうしていいのか分からないことが多いキットだった。最初はとても戸惑った。イライラした。でも、途中から考え方が変わってきたんだよね。むしろぼくには合っているのかも、この方がずっと面白い、これが模型作りなんだなとわかってきたんだよね。

『このキットはとても不親切です。でもあなたの考え方しだいで、とても面白いものになるはずです。ぜひ、創造力と思考力を思いっきり発揮して作ってください』そう話しかけてきているように感じた。メーカーに尋ねてみたら、きっとそう答えると思う。

イギリスではキングオブホビー
日本のプラモデルを代表するような手作りキットは、懇切丁寧な説明や写真で分かりやすくしているのが当たり前。でも逆にいうとあまり考えなくてもできてしまう。

帆船模型のキットでもそういうものもあるけど、このイギリスのジョティカ社のそれは、帆船模型の歴史があるイギリスだからこそ、そういうものは必要ないと考えているように思える。

さらには驚いたことにジョティカ社のHPでサプライの説明をみると、『初心者のビルダーを念頭に置いて設計されています』とはっきり「初心者向け」と書かれている。つまり材料は正確にカットされているし、数々のパーツが揃っている。しかも「作るための親切な説明書や図面も揃っています」とまで言っているのだよ。

はは〜。つまりこのイギリスという国でキングオブホビーと言われる帆船模型作りの世界では、材料は自分で集めて、加工も自分でやって、パーツも自作するものなんだよ、ってことらしい。ま、そういう意味では初心者向けなんだろう……。

なんだかわかるような気がする。確かにその域に達すると世界感が違うんだろうなと思う。いや、それどころか、日本の先輩ビルダー達も「おいマーベルくんよ、これ初心者向けだよ」と鼻で笑っていることだろう。

船首部分は船の顔?
帆船の船首は顔のようなもの、つまり性格をあらわしてるように思える。この船はどちらかというと、丸くて穏やかな顔をしていて、これが選んだ理由のひとつでもある。それにこのキットには“帆” がない。帆船模型には帆が付いたものが多いのだけど、ぼくにはどうしても帆がない姿が格好良くみえた。

ここにある帆船模型の錨や大砲などの金属部分の多くは、スチールではなく「ハンダ合金」でできている。それがわかったのは何故かというと、作業ミスで錨を途中で折ってしまった。それで半田ごてでこの部分を繋ごうと思ってコテをあてたら、アッと言う間に溶けてしまった。あっこれハンダでできてるのかと(@_@)

結果的にサイズが違うけど、他社のパーツを取り寄せて、作りなおしたものを取り付けている。このように失敗して初めて発見することがあるのも面白いよね。

デッキの中央部分
甲板の板は1×4mmのタンガニカという白木を7センチの長さにカットして、1枚1枚敷き詰めている。何センチにカットするかは自分で決められるし、どういうふうに配置していくのかも自分で決められる。いっけん大したことない部分でも、自分の考え方が反映されるのが、帆船模型作りなんだということを教えてくれる。

そして、ここにある大砲と砲台。これを固定しているロープがあるけど、実際には説明書にも図面にもなかった。たまたま化粧箱の写真をみたら、それらしいものがあったので、たこ糸を3本にほぐして再現してみた。狭くてやり辛くとても苦労した部分だった。こんなのなくてもいいし、なくてもわからないんだけど、そういう部分が至る所にあるんだよ。


数々のロープと滑車群たち
マスト、ヤード、突き出たブーム、そして船体。そえぞれを繋ぐロープを縦横無尽に張り巡らしていく。9種類のロープと8種類合計250個の滑車を使って、これらを結んでいるんだよ。とにかく、これは途方もない作業だった。(そもそも総部品点数が全部で約1,200点もあるキットなんだよ)

しかも、すでに先に張ってあるロープがあって、それらに影響を与えないように、新しいロープを縫うように張っていく。さらには、もっと最初の方で滑車を取り付けておけば楽だったのに、今頃になって、ここに滑車を取り付けろというのかい?と指示があったりする。こういうときはもう笑うしかないよね…。

船尾部分からの眺め
帆船模型の船尾からの姿も美しくて好きだなあ。実際の帆船では乗組員がマストに登るときに使う「ラットライン」という細いロープ(これは付属の糸は使わずに会社にあったミシン糸を使った)、これを両手に持ったピンセットを使って、5mm間隔に1本1本、全ての交点をクラブヒッチで結んでいく。これがとにかく嫌になるくらい延々と続く作業になった。いくら慣れたとはいえ、間隔をきっちり守り、水平を保たないといけないので、ほんとしんどかった。

帆船作りの作業の最後に「SUPPLY」という白いエンブレムを貼った。この作業を最後の最後に取っておいたのは、これで全ての作業が終わるんだという儀式のようなもの。これを付け終えたときに「ふ〜、これで終わった…」、感無量の思いにしばらくのあいだ浸っていた。

帆船の美しいところ、実はココ
帆船模型の美しさは、デッキから上の部分ばかりが注目されるけど、ぼくは帆船の美しさは、この船体底の流線型にあると思っている。風の力を効率よく推進力に変えるために、水に対してより抵抗の少ないこの形こそが、本当に美しいんだと思う。

だから、ぼくがこの部分をみると感じるのは、美しい女性のボディラインのようなセクシーさなんだよ〜 (;´Д`)。英語では船のことを女性名詞で “She” と呼ぶ理由もこういうことなのかなあ?

この美しいラインを作るために、直線の細長い木を少しずつアイロンで曲げていって、折れないように細心の注意と集中力で、この美しいラインを作っていく。これはとても難しかった。でもだから面白いんだよね。

ということで、写真を見ながら思いついたことを少しだけ書いてみたんだけど、それぞれの部分で、まだまだいっぱい説明したいことがあるんだよ。実際にこれを見てくれた人がいたら、何時間でも話したいことがいっぱいあるよ。それくらい、いろんなことが詰まっているんだよね。

感無量の喜び
ともかく、今日は無事完成できたことに、おいしいワインで乾杯しよう!
この能登ワインはお客さんに教えてもらった「ヤマ・ソーヴィニヨン」という品種だよ。山葡萄とカベルネ・ソーヴィニヨンを交配させて作ったものだそう。いや〜、これ大好き! じつに旨い、ほんとに旨い!

一つのことを1年近くやり続け、何度も挫折しかけたけど、なんとか完成まで漕ぎつけた。その達成感はやっぱり特別なもの。以前ベニヤでシーカヤックを作ったときもそうだったけど、これを作っている間は他のことが手に付かない。そのくらいあれこれ頭の中で常に考えていて、時間があれば最優先でこれに取り組んでしまう。他のこともやりたいと思うんだけど、取り憑かれたようにやっぱりここに戻ってきてしまうんだよね。

ま、とにかく、自分で言うのもおこがましいけど、このできあがったサプライ号は実にカッコイイ! 惚れ惚れするくらい美しい! そしてよくここまでがんばったね!と誉めてあげたいくらいくらいだよ。(がんばらないのが信条のぼくなんだけどね)

帆船模型作りの次は?
そして今日、作業台を片付け、全ての道具たちもきれいに片付けてしまった。
もうこれからは帆船模型を作ることはないなと思うと、なんだか心にポッカリと大きな穴があいたように感じる。でもあの窓際にどっかと座っているサプライ号には、ぼくの思いがしっかり詰まっている。その存在は「ぼくがどう生きたのか」という一つの証なのかもしれないね。

スライドショー
最後にサプライ号を作った製作記のようなものを、3分ほどの動画にしてみたので、ぜひ観てくださいな。

ちなみにこの動画はMacに付いている写真管理ソフト「写真」と動画編集ソフト「iMovie」で作った。まずは、動画の長さを3分程度に決めて、数々ある写真の中からどれにするかを選び出し、PhotoShopでより綺麗な写真に仕上げる。そしてこれらにあうBGMも選び、スライドショーにしてみる。これでいいなと思ったら「スライドショーを作成」でm4v形式のデータで出力する。

このデータを「iMovie」で読み込み、テロップを入れたり、効果音を入れたりして編集する。最終的にmp4形式のデータにして、これをYouTubeにアップロードしてできあがった。こういうのを作るのも楽しい!

さて次は何をしようか
これで帆船模型作りが終わったので、次はカメラ? 色鉛筆画? ギターの練習? アマチュア無線? 読書? アウトドア? それとも上級者向けの帆船模型に挑戦する? もちろんそういう選択肢もあるとは思うけど、たぶんもう帆船模型作りはこれが最後だと思う。それよりも新しいことにどんどんチャレンジしていきたいと思ってる。

さあ、この秋、ゆっくりじっくり、いろいろ楽しんでいこうぢゃあないか。

最後に今までの体験記録は帆船模型作りの記事でどうぞ!

感動の中日ドラゴンズ 名古屋ドーム最終3連戦(その第2戦)

中日ドラゴンズの名古屋ドーム最終3連戦の第2戦に出かけた。
球場観戦は何年かぶりのことだけど、本当に広い球場だなあ〜。今日は奮発してネット裏のとても良い席からの観戦だ。でも初めて一人でやって来たので、なんだか落ち着かない。しかもお隣は阪神ファンだし(でも、おとなしい人)。

まだ試合開始の1時間半前なので、阪神のバッティング練習、そしてドラゴンズの守備練習の最中だった。プロ選手達のこういう軽やかな動きを観るのは、とても楽しくてウキウキする。この試合前のリラックスした雰囲気がとても好きだ。

練習風景を見ていたら、目の前を可愛いビールの販売ガールが足早に通り過ぎていった。思わず大きな声で「ビ〜ル〜〜!」と叫ぶと、振り返って笑顔で戻ってきてくれた。「いい席ですね ♪」ニコッと笑顔でコップにビールを注いで渡してくれた。このビールがめちゃくちゃ旨かった!(アホじじいだな 笑)

いつもここに来て思う。やっぱり球場でみる野球は断然凄いと思う。演出とかアナウンスとか、腹に響くほどのもの凄い音圧。両軍の大応援団の声援やラッパ、太鼓のもの凄い迫力! 観客の声援。そして何よりテレビカメラで撮ったテレビの映像ではなく、自分の目で個々の選手の動きを見ることができる楽しさ。これはまさに3万6千人を集める巨大なショーだ! 高い料金を払ってでも来る価値があるなと思う。

試合は先発勝ち頭のガルシアが立ち上がりに2点を取られ、しかも5回表にはピッチャーの藤浪にも二塁打を打たれて、3点目を献上してしまうという展開。その藤浪はいつになく調子がよく、中日は全く打てない。

バックネット裏はとても観やすいんだけど、みんなとても静かな応援で、ちょっと物足りないと思ったので、ライト側の外野席に移動して、中日応援団に加わり一緒に大きな声を上げて応援した。いや〜〜、ここのエネルギーはもの凄い。観やすい席もいいけど、こっちも楽しいなあ。

8回の裏の攻撃では今シーズン限りで引退する野本選手が代打で出場。残念ながら一塁ゴロ。

そして、9回の表にはやはり今シーズン限りで引退する浅尾投手が投げた。見事にフォークで三振を奪った。

帰ってからテレビをみると、涙しながら投球していたんだね。ぼくは浅尾選手が好きだったので、とても残念だ。もっと活躍できる力を持っている選手だからね。

そして、その後に昨日1000試合の大記録を果たした岩瀬投手がマウンドに上がった。その時に浅尾選手と抱擁していた姿がをみて、ウルウルしてしまった。この二人が活躍してくれたお陰で優勝できたんだからなあ。

岩瀬投手はついに1001試合の登板。つまり恩師の星野監督の名前、仙一(せんいち)にちなんでこの日に投げたのだった。

試合は残念ながら、「4 ー 0」の完封負けに終わった。
でも、いつも思う。テレビでみるのと違って、この球場でみると負けてもあんまり悔しくない。勝ち負けのことよりも、ここで観た全てのことの楽しさ、感動の方がずっと大きいからだと思う。

試合後、いつものように選手全員が揃って観客に挨拶をしてくれた。今年も残念ながらほぼ最下位が決まったし、6年連続のBクラス。ホントに弱すぎる。あの強かったチームがこれほど長いあいだ低迷するとは、やっぱり監督の力によるものが大きいなあ。いや、それ以上に球団経営の根本が強いチームとは明らかに違うと思う。

試合後の引退セレモニーになってからも、席を立つ人がとても少ない。特に浅尾選手のメッセージが感動的で多くのファンからの声援を受けていた。

ぼくも席を立つことなく最後の最後までみていたんだけど、球場全体が異様なほど大きな感動に包まれていた。こんな記念すべき試合に立ち会えただけで、とても幸せなのかもしれないな。

しかも、レフト側の阪神の応援団の声援が凄かった。これを観てますます、涙がこぼれてしまった。いいな、野球って……。

家に帰ってからも今日の試合の楽しかったことを思い出して余韻に浸った。そして、来年もできるだけ応援に行こうと思った。

P.S.
試合途中にアナウンスがあり、明日9月30日(日)の名古屋ドーム最終戦が台風24号のために中止になってしまった。しかたがないことだけど、この日に球場にいく予定だったファンのみんな、さぞかし残念な思いだろう。

帆船模型作りは山登りと同じかも

キャンプ4
この帆船模型「サプライ号」もいよいよ「SEET6 OF 6」となった。最後の図面に入ったのだ。最近になって、帆船模型作りが山登りと共通することが多いなと思うようになった。エベレスト登山でいうと「キャンプ4」という高さまで登ったということかもしれない。(例えがデカすぎると?)

この最後の工程は各ヤードを船体に連結させるロープ張りとなる。ヤードの両端から出るロープを船体へ固定させることで、ヤード〜マスト〜船体全体をガッチリ強靱に支える最も重要な工程になる。実際の帆船でもこれはとても重要だ。

登山地図
まずはいつものように、図面(登山地図)の解読から始めないといけない。この図面を見ただけでは、あまりのも簡単に書いてあるだけなので、何をどうしてよいのかさっぱり分からないからだ。観光マップだけでは山登りができないのと同じだよね。

どういう順番で進んでいくか。そこから細部のことを考えていく。どこの部分にどの滑車を使うのか、ロープの種類はどれを使うのか、そしてどこから始めてどこで終えるのかということを確認する。図面ではそれぞれのロープが交錯していて分かりにくいので、色鉛筆でわかるようにしてみた。

本来なら詳しい説明書があって、その手順に従うのが模型作りだが、このキットの説明書はこれだ。『 指図書(5)、(6)に表示したようにヤードを装備します 』たったこれだけだよ。(@_@)

だったら「このキットには説明書はありませんので、手順などは自分で考えて作ってください」として、説明書が付いていない方が、その哲学に共感できるのにと思う。ぼくは作り始めの頃から、この説明書はまったく役に立たないとわかっているので、無視して作業を進めている。

唯一参考になりそうなのは、キットの化粧箱にある写真しかない。これだって、細部は殆ど見えないので、結局は自分で考えろということになる。やれやれ……。

とにかく自分で考える。どういう手順で進めようとか、図面には書かれていないパーツも、ここではこれを使おうとか、そのためにはココにはどの大きさの穴を先に開けておこうとか、細かくイメージトレーニングしておく。

それに図面に書き忘れている部分もあるし、ぜったいこれは間違っているよなというのもあって、それも自分で手順を考えていくとちゃんとわかる。とにかく実際に作業をする前の準備はとても重要だ。これをしないで適当に作業を始めると、結局は作業が行き詰まることが多い。登山であれば道に迷って遭難してしまう。

なぜ山に登るのか
プラモデルなどの模型作りは、その手順が丁寧に細かく説明書に書かれているので、そういうことを考えないんだけど、このイギリスのジョティカ社の帆船模型作りは、そんなことは一切ない。つまりは「自分で考えて作っていくのが、この模型作りの本質なんだ」と教えてくれる。(というか、このジョティカ社の帆船模型は中級レベル以上のものなので、全くの素人のぼくがこれに手を付けたからなんだけどね)

これは「なぜ山に登るのか」と同じで、模型作りも自分自身にその意味や哲学がないと浅いもので終わってしまう。というか、それがないと、きっとこんなつまらないものはダメだと挫折してしまうことになる。

とはいえ、いくらイメージトレーニングをしたとしても、実際はいろんなことが起こる。例えばロープを張る手順はわかっているんだけど、実際にはすでに張ってある別のロープがいっぱいあって、これらが邪魔をして手が届かないとか。

無理に作業を進めると先に張ってあるロープが緩んでしまったり、ピンごと抜けてしまって大変なことになってしまうことがある(実際に何度もあったけど)。これも山登りでもよくあることだと思う。

道具はとても重要
それと作業をする上で最も大切な道具がある。それはピンセットだ。2本のピンセットを駆使してまるで外科手術をするように糸を結んでいく。なので、できるだけ良質なピンセットを使うこと、それと細かい作業ができるスキルが大切だとわかる。お陰でかなり細かいことが普通にできるようになった。登山も同じだと思う。

とにかく狭い所にロープを張って結んでいくという作業なので、とても集中力がいる。だから1本張り終えるとぐったりしてしまう。山登りも登ったり、下ったり、平坦になったりを繰り返すが、これを延々と続けていくしかないのだ。ところがこれほど無心になれるものは他にはない。

とにかくとても疲れるのだけど、ここで立ち止まっているわけにはいかないので、また次に向かって歩いていこうとする。気がついたらここまで登ってきたな〜という感じになるんだよね。辛い山登りと同じかもしれない。

ということで、とにかくもうこの「サプライ山」の頂はすぐ先に見えている。最後の急登直下の辛い登りだけど、あとちょっとだ。このまま一気に行くぞ〜〜〜〜〜〜!

フィロソフィ
趣味だから、楽しければいい。それはもちろんそうなんだろう。でも願わくば例え趣味であろうと、自分が向かい合うもの達にはフィロソフィ(哲学)を持つことで、人生の養分になっていくものだと思っている。

何となく生きているんじゃなくて、ぼくは今日で死んでしまうかもしれない。そう思って生きているようになった。今自分が行動している全てのことに、意味があると思える。どんな小さなことでも、意味や哲学を込めてみようと思う。それで物事が全部変わって見えるんだよね。

あ、だからと言って、心配しないで、ぼくは病気じゃないよ。そういうふうに思っているんだってこと。

P.S.   船台を作った
帆船を飾るための船台もそろそろ用意しないとね。(キットには付いていない)
ホームセンターで丁度よい無塗装の飾り板があったので、これにケヤキ色のオイルを塗ってみた。ところが薄い色なので木口だけが濃すぎてバランスが悪すぎて失敗。どうしようかなとおもったが、一旦ペーパーで磨いて濃いブライワックス(ジャコビアン)を塗り直した。なんとか成功!

支柱はマイクロクラフト社で購入した真鍮製のもの。これを取り付けるためのビスに苦労した。規格品では頭の直径とビスの長さで使えるものがない。仕方がないのでビスの頭をゴリゴリをヤスリで汗を流して削ってなんとかなった。お〜! カッコイではないか!

ゴールが近いというので妙なワクワク感が増してきた。今週中には完成だよ。